不妊治療と保険適用について

妊活中の方にはとても気になる話題ですね。

厚生労働省から発表されている通り、
2022年4月から保険適用になるのは間違いありませんが、
未だ保険適用になる治療等の範囲の詳細が明らかになっていない状態です。

お問い合わせをいただくことが多いなか、
明確にお答えできないのが大変残念ですが、
わかり次第お伝えしたいと思いますので当院のHPや、LINEでのご案内をお待ちください。

ところで、皆さんは医療費が高額になった時に負担を軽くする制度をご存知でしょうか?

ご存知ですか?

❖医療費の自己負担には上限があります。

『健康保険証』を提示すれば自己負担は3割で済みますが、
もし手術や入院などがあれば負担はぐっと上がります。

そんな時は『高額療養費制度』を利用すると、
定められた上限額を超えた分を払い戻してもらえます。

払い戻してもらえるとはいえ、
一旦窓口で高額を支払うのも大変ですよね?

あらかじめ支払いが高額になるのが分かっているのであれば、
『限度額適用認定証』を用意しておくと自己負担までの金額で当日の会計が済みます。

いずれも、各市町村の市役所にて申請ができます。
但し、『限度額適用認定証』は有効期限があるので注意が必要です。

早くに用意し、実際利用する時に期限が切れていたなんて事にならないように気をつけないといけませんね。

【保険適用】という言葉が目につくようになった今、
一度この機会に調べて必要であれば利用されるのもいいのではないでしょうか?

確定申告、医療費控除、不妊治療の助成金の申請など、
いそがしい日々が続きそうですが、

領収書がない!
捨てていないのに見当たらない!
探す時間もない!

という方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。

当院では領収書の再発行はしておりませんので、
大切に保管していただけますようお願いいたします。

来春に始まる不妊治療の保険適用制度が、
妊活中の方の応援となることを願っています。

すでに申請されている助成金の申請書を、
まだ取りに来られていない方が数名いらっしゃいます。

各市町村の申請期限を過ぎてしまうと受付してもらえませんので、ご注意ください。

まだ受診証明を当院へ申請をされていない方はいらっしゃいませんか?

年度内の申請が必須です。
申請書作成の依頼はお電話でも受付しますのでいま一度ご確認いただけますようお願いいたします。

皆様にとって年末年始が心休まる良い時間となりますように。

受付 青木夕佳子