保険適用となり支払う医療費、その他の変化について

不妊・不育で悩む人をサポートする『NPO法人Fine』というグループがおこなったアンケートに興味深い内容がありましたのでご紹介します。

【不妊治療費の変化】減った43%

経済的に治療を始めるようになり、高額療養費制度も利用できる。

生命保険から保険金がおりるようになった、敷居が高く感じていた不妊治療専門のクリニックにも通うことができる。20代ご夫婦の方は保険適用でなければ体外受精まで進めなかった、などの声が寄せられています。

【当院での変化】としては、今までは婦人科で治療していたが、保険適用になったのなら、不妊治療専門の病院で治療を受けたい!と思い来られる方。胚移植の回数に上限があるなら、回数内はとりあえずチャレンジしたいと転院して来られる方。

保険の事はよくわからなかったけど、保険金が下りたり、高額療養費が使えたりと、医療費が助かる術がある、等と言われ当院へお越しいただく方が増えました。

年齢層も20代~40代まで広がり、多くの方が治療を開始されています。

ですが、お仕事しながらの通院は時間的に難しい状況であることも多く見受けられます。

最近の兆候としては、職場に診断書を提出することで、遅刻や休みをもらい通院されている方が多くなりました。

これも保険適用になったことで、以前よりは職場に相談しやすくなったのかな?と感じています。

【第二子治療について】

こちらにも嬉しい声が寄せられています。

お子様連れの診察枠を利用できるなら、安心して通院できる。預け先がなかったので、2人目が欲しかったけど、治療再開するタイミングを悩んでいたそうです。

【今後】

待ち時間等で、ご迷惑をお掛けすることがありますがスタッフ一同、皆様に快適に通院していただけるよう努力しておりますので、引き続きご協力頂けますようにお願いします。

今年に入り受付には新しいスタッフも増え皆さまの力になれるよう、頑張っています。

至らぬところもあると思いますが是非温かい目で見て頂けたら幸いです。                               受付  青木夕佳子