秋らしくだいぶ過ごしやすい季節になりましたなりましたね。
今回は最近の印象に残った漢方外来の症例です。
不妊治療は一年前から通院されていましたが、漢方外来初心時の訴えは足のむくみがひどいとのことでした。寒がりでお天気頭痛もあるとのこと。
診察しますと太ももの裏から冷たく、指で押すと足には圧痕もつくほど浮腫んでいます。
他には胃痛や肩こりなど、何かしらの漢方が必要そうないろんな不調をかかえていらっしゃいました。
冷えと胃腸の機能低下(脾虚)が根底にありましたので生活指導等もさせていただきました。
次の診察では真夏でしたが、汗をよくかくのに、とにかく足が冷えて足だけお湯に入れたい♨くらい、と。
💡ここで患者様から処方の決め手となるキ-ワ-ドを聞くことができ、苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)という漢方を処方しました。
開始して10日後には足があたたかいとの事で内服続行したところ、同周期に実施した治療にて妊娠されました。
苓姜朮甘湯が適応になる方は寒湿が下半身に集中下降したものとありますが、この症例はまさに体が必要とする漢方を飲まれたことで下半身の冷えが改善され妊娠につながったのではないかと思われました。
これから寒さも増す季節です。みなさんも養生してくださいね♪

