10月になりました。今年もあとわずかですね。毎日平穏な気持ちでいられる日もあれば、不安 イライラ 鬱々などすっきりしない日もあります。
このような気分の問題について。。。漢方医学的目線【気】で考えてみましょう♪
漢方医学では、「気」の異常を大きく**気滞(きたい)・気逆(きぎゃく)・気虚(ききょ)**の3つに分類します。それぞれ気の巡りや量に異常が生じた状態をあらわします。
1.気滞(きたい):気の巡りが滞った状態
気滞とは、気の巡りが滞り、スムーズに循環しなくなった状態です。気鬱(きうつ)とも呼ばれます。☔
気分がすっきりしない、抑うつ的になるといった不調のほか、喉に何かが詰まったような違和感や、飲み込みにくさ、息苦しさなどとして現れることもあります。
(注意点💦:はこうした症状の背景に何か病気が隠れている可能性もあります。そのため、まずは必要な検査を行い検査で明らかな異常が認められない場合には、気滞という漢方医学的な病態を考慮します。)
2.気逆(きぎゃく):気が上昇する状態
気は本来頭から足へと下に流れますが、気逆は逆向きに上昇しているような状態です。気が上方へ向かうことでさまざまな症状が現れます。
代表的な症状には、イライラ、首から上ののぼせやほてり、頭痛、めまいなどがあります。
「イライラ」は気をめぐらす「肝」にダメージを与え、全身に気を巡らす働きに影響を及ぼします。
ある古典には <怒ればすなわち気が上る>と記載され、怒りは肝の気を巡らす作用を失調させる、「気逆」の概念が既に記されています。
3.気虚(ききょ):気が不足した状態
気虚とは、生命活動を支えるエネルギーである「気」が量的に不足した状態です。気の異常の中でも比較的よくみられます。
主な症状には、疲れやすい、元気が出ない、倦怠感、体のだるさなどがあります。こうした症状は血虚(血の不足)などでもみられるため鑑別が必要です。
気虚では、疲労感が強く、やる気が出ない、何もしたくないと感じる傾向があり、食欲にも影響します。
このような気にまつわる諸症状は自分ではどうしようもない時もあります。不妊治療中は気の異常が出やすい状況でもあります。
こんな症状だけで相談してもいいのかな😿と思わず、悩まれる方は漢方外来へお越しください♪

