日ごろの成果を学会で発表しました

今月、福岡県で開催される予定だった日本受精着床学会がコロナの影響により、現地開催を断念し、オンラインによる開催となりました。

日本受精着床学会は毎年、日本全国の不妊治療を行っている施設の先生方をはじめ、大学で基礎研究をされている先生方、また海外で活躍されている先生方が一堂に会し、お互いに日ごろの成果や新しい知見を発表するとても大きな学会です。

当院からも2演題を発表予定で、今年の春ごろから準備を進めてきましたが、残念ながらオンデマンド配信という形で発表しました。

「発表できて良かったんじゃないの?」と思われましたよね?

でも、とても残念なんです!😭

学会は毎年開催地が異なり、各都道府県におられる先生方が持ち回りで担当されます。

そこに院長先生と代表のスタッフ数名で参加します。

すると、各地の美味しい食べ物を院長先生にご馳走してもらえるんです!!😋(院長先生いつもありがとうございます!😄)

福岡県は院長先生の所縁の土地でもあり、楽しみにされていたのでとても残念です。。。orz

と、まあ、これは冗談ですが(半分本音です笑😜)。


実は、学会は日ごろの成果や新しい知見の発表の場以外に、“他施設との交流”という貴重な場でもあります。

学会に参加すれば必ず1人は大学時代の友人に出会え、大学時代の話をしたり、近況報告をしたりして情報交換ができますし、共通の友人を通じて初対面の先生とも交流が持て、人脈が広がります。

不妊治療は施設ごとにその特徴がはっきり出ます。

他施設と交流することで、新しい発見や気付きがあり、仕事に対するモチベーションも上がります。

そのような貴重な場が奪われることは本当に残念ですが、現在の状況下では仕方ありませんね。

オンデマンド配信になったことにより、いつでも好きな時に聞きたい発表を視聴できることは非常にありがたいです。

不妊治療は日進月歩。

治療に役立てられるような有益な情報があれば、積極的に当院でも取り入れ、患者様に還元していきたいと考えています。