保険診療が開始してから

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皆さんこんにちは。
不妊治療の保険適用が開始し、1カ月が経過しました。
当初は保険診療に関しての情報収集や準備などで慌ただしく過ごす日々が続いていましたが、
5月に入り少しづつ落ち着いてきました。

保険診療については、以前のブログ(不妊治療がいよいよ保険適用です4月からの保険診療についてQ&A)にもあったように年齢制限や体外受精(胚移植)の治療には、回数制限があります。
また、治療が開始すれば保険診療で診察を受けることが可能ですが、残念ながら検査に関しては保険適用にならない検査もあるので、当院で妊活するのに必要と判断している検査に関しては自費診療での検査になります。そのため、初診で必要な検査については、女性、男性ともに数回来院していただく必要があります。

4月に保険診療が開始して大きく変化したことがあります。
それは、男性(ご主人)に来院していただく機会が増えることです。
以前までは、処置の対象が女性中心であったため、女性の方のみが来院していただく機会がほとんどでしたが、保険診療を受けていただくにあたり、治療計画の立案や変更、見直しなどがあれば、定期的に男性の方にも来院していただく必要があります。
普段、医師の説明を一人で聞き、自宅でご主人に説明を伝えていた女性にとっては心強いのではないでしょうか。

ご夫婦で来院していただく目安としては…
・最初に立案させていただいた治療計画の見直しが必要になった場合(治療のステップアップの時期)
体外受精の治療を受けられている場合は、初回の採卵が終了した後、もしくは次回の治療が開始する段階。

治療内容をご夫婦で共有し、理解し、納得して検査や治療を受けていただくことは、不妊治療において一番大切なことだと思います。
保険診療が開始したことがきっかけとなり、お二人の治療であるという意識も高まり、ご夫婦で治療について今一度しっかり話し合う機会が増えるのではないでしょうか。
そのような時間も大切に過ごしていただけたらと思います。

これからも保険診療に関しては新しい情報に注視し、皆様に発信できるよう努力していきます。
治療を受けられる皆様もご協力お願いします。