凍結胚の保存期限について

こんにちは。培養室です。

日曜はクリスマスイブということで、街はクリスマスツリーやイルミネーションで溢れていますね。
大人なのでもうサンタさんは来ませんが、ケーキとチキンでクリスマス気分は味わいたいなと思っています。

さて、クリスマスが終われば年末ですが、みなさま凍結胚の保存期限はお忘れでないでしょうか。

当院では凍結胚の保存期間を凍結日から1年間とさせていただいており、更新を希望される場合は一年ごとに手続きをお願いしております。
更新手続きはご夫婦揃って行っていただく必要があり、手続き時には更新費用と、戸籍謄本、身分証明書(顔写真付き)が必要となります。

患者さまには胚を凍結した際に、凍結報告書と一緒に保存期限のお知らせもお渡ししておりますので、ご自身の凍結胚の期限についてはそちらでご確認下さい。
また、凍結融解胚移植の際にお渡しする移植報告書にも、残りの凍結胚個数と保存期限を記載しております。何度か移植を行っている場合は、直近の移植報告書の記載内容が最新のものとなります。

更新費用は凍結胚個数に関わらず一律となりますが、凍結日の異なる胚が複数ある場合は、同一周期由来の胚である場合を除きそれぞれの日付での更新が必要となります。

患者様からのご連絡がないまま期限を過ぎた凍結胚は廃棄となってしまいますので、凍結胚が残っている方は年末の書類整理の時にでも今一度期限をご確認くださいますようお願いいたします。

直接のご来院が難しい方に関してはオンラインでの更新手続きも承っております。何かご不明な点がありましたらいつでもお問い合わせください。

皆さま素敵なクリスマスをお過ごしください。